京都ちーびず
ちーびず推進員が京都府内のちーびず(地域力ビジネス)を体験・体感して報告します!

京都西陣発!大反響「おむつフィッター研修」「おむつ検定」~むつき庵

ちーびずとは
京都府内各地の元気な京都ちーびず(京都地域力ビジネス)を紹介していきます!
この記事に登場するちーびずさん
浜田きよ子さん(むつき庵)
浜田きよ子さん(むつき庵)おむつフィッター研修やおむつ検定を通して「私らしく生きる」排泄ケアの伝道師。介護を取り巻く全てをコーディネート。

玄関入るとこの光景。壁面びっしり並んでいるのは、「おむつ」!
ひとつひとつの書き込みもスタッフさんによるもの。おむつはもっとも身近な「福祉用具」ですよね。
ここでは、950点の排泄用具を展示。うちおむつが400種類、ポータブルトイレは20点あるそうです。圧巻!

京都西陣にある排泄用具の情報館、(株)はいせつ総合研究所「むつき庵」の代表・浜田きよ子さんにお話を伺いました。

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きっかけはお母様の介護

「高齢者の暮らしを支える用品を研究し紹介したい」、「高齢者や介護する方の相談に乗りたい」と思い、ご実家のある西陣(京都市北区)で、高齢生活研究所を開かれたのは1995年。介護保険がスタートする5年前です。

その何年か前、入院中のお母様が「おむつ」をされる状態になり、日に日に気力が失なわれつつ1か月後に他界されました。なぜ?どうしたらよかったの?と、葛藤が生まれます。
「ベッドで寝ている状態ではなく、楽に体を起こせるベッドや手すりがあれば、母はトイレに行けたのでは?」と思うなかで福祉用具の大切さに気付かれたそうです。そして福祉用具を学ぶ中で、「自分のような思いをしないでいいような助言がしたい」、「介護者も楽になり、ケアを受ける人もより自立につながる方法を考えていきたい」、そんな相談場所を創りたいと思い、高齢生活研究所が生まれました。

介護をする側、受ける側ともに「自分らしく生きるカタチ」とは?

老いを補う、自分らしさをかなえる、高齢者が明日生きる意欲につながる用具について考えを巡らすうち、「排泄」が介護する側される側にとって、とても大変であるにもかかわらず、ケアが必要になったとき、どこへ相談に行けば良いのかわからなかった。

おいしく食べて、しっかりと排泄することは、人の生活の基本なのだから、排泄用具の情報がいっぱいあって、いろんな用具を実際に手にとることができる場所で、排泄についても、もちろん相談できる場所があったらいいな。

と言うことで、会社を立ち上げ、排泄用具の情報館「むつき庵」を設置されました。

「おむつフィッター研修」「おむつ検定」大反響です!

むつき庵では、排泄の相談に対して、おむつを含む排泄用具はもとより、医療や住環境、食事など幅広い視点からアドバイスできる人を「おむつフィッター」とし、2日間の「おむつフィッター研修」を受講してもらって排泄ケアのスペシャリストとして育てています。

「おむつ」に限定した基礎知識を身につけてもらうために「おむつ検定」も実施されています。

出来るだけ多くの方々に、受講や受検をしてもらえるよう、どちらも年数回実施されていますが、「おむつフィッター」は全国で6,000人超、「おむつ検定」は2,000人超の受講者など、とても好評でキャンセル待ちの状態とか。毎回多くの方々が熱心に取り組まれています。

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「むつき庵」の生活サービス・システムに、グッドデザイン賞!

デリケートだけれど誰もが困っている課題について、「おむつフィッター」として真正面から取り上げたことで反響がとても大きく、「おむつフィッター研修」「おむつ検定」等の生活サービス・システムで、2013年にはグッドデザイン賞を受賞されました。

ほんとうに今、時代が求めているんだなぁ~と思います。

おむつフィッターさんが、全国で「ミニむつき庵」をオープンされているというのも心強いことです。
大介護時代がやってくる日本。地域の支えあいで知恵を絞らないといけないですね。

介護用品を見る、選ぶ、相談できる「むつき庵」・・・普段使いしたい!

「むつき庵」は、実際に見て、触れて、体験するショールーム。相談は無料です。

浜田さんに、ショールームを紹介していただきました。

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座って用を足すってね、筋力が落ちると意外に大変。前かがみで腹圧かける必要があります。

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トイレ自体も機種選定大事。いろんなオプションで使いやすくなります。

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介護保険の住宅改修補助意外にも、福祉用具という手もあります。

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車いすだって種類もいろいろ。パーツもアイデア

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ペットボトル利用尿器。これは災害時に使えます

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2階には、高齢者の方々の手づくり作品の展示が。手仕事の文化を伝えたいから。

今日はありがとうございました。と、玄関でまたまた!

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手すり、移動の大きな味方

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何かあると思ってました(笑)折り畳みスロープ。外へ出かけるのが楽しみになります。

ほんとにありがとうございました。次回は個人的に伺います(笑)

ちーびず推進員メモ

京都府では、地域の課題解決・元気づくりを自立・継続して取り組む【ちーびず】を推進しています。
10名の京都ちーびず推進員がそれぞれの得意分野を生かして支援や広報をしています。
お気軽に京都府地域力ビジネス課(ソーシャル・ビジネスセンター)へお問い合わせください。TEL:075-414-4865
竹嶋貴代美
by
亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.com/
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