京都ちーびず
ちーびず推進員が京都府内のちーびず(地域力ビジネス)を体験・体感して報告します!

大注目の再エネ・小水力発電。七つの里(福知山市夜久野町)が電気で元気!

ちーびずとは
京都府内各地の元気な京都ちーびず(京都地域力ビジネス)を紹介していきます!
この記事に登場するちーびずさん
中島俊則さん(七つの里づくり協議会)
中島俊則さん(七つの里づくり協議会)豊富な水量を誇る谷川を生かして小水力発電。地域に電気と元気を灯す。
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まずこちら。福知山市夜久野町の小水力発電施設

今、大注目ですね。再エネ=再生可能エネルギー。

命をつなぐもの

きっかけはやはり、東日本大震災。もう6年?いえ、まだ6年。ライフラインの断裂、原発、計画停電。あの年ほど日本中が、エネルギーについて真剣に考えたことはなかったのではないでしょうか?

防災用品の備蓄、物資輸送の能力を考えても、2~3日の食糧を確保できていれば生き延びられると考えられます。
しかし、今の生活では携帯電話が生活必需品となってきており、、それは連絡のみならず、被害状況発信、居場所確認、大きな威力を発揮しています。
停電が数日に及ぶ時の緊急連絡、通信用の電源の確保ほど重要な意味を持つものではないでしょうか。

これを利用すればもっと救える命があるのではないか?と思っています。

私が暮らす美山も、台風などでは道路が寸断され陸の孤島となります。相次ぐ建設業の廃業は、重機とそのオペレーターが不足するという衝撃の事実を露呈しました。近年、自然災害は巨大化しており、ますます人手不足時代を迎える今後が心配されるところです。

再生可能エネルギーとは

再生可能エネルギーとは、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギーです。(Wikipediaより) 

薪などもそうですね。その中でも日本の、いわゆる地方で取り組みやすいのは「水力」ではないでしょうか?
風力、太陽光などは地域によってばらつきがあったりと一長一短があります。
なにより、日本の「電気のある暮らし」は、昭和初期の「小水力発電」がスタート、という地域も多いと思います。

当社も昭和10年頃、夫の祖父が発電作業に従事したのが、生業のルーツです。なので、今回の訪問をとても心待ちにしていたのです。
しかし、その設備には圧倒されるものがありました。

地域のお宝、豊富な水量利用

お話を伺ったのは、福知山市夜久野町「七つの里づくり協議会」副会長、中島俊則さんです。
中島さんは、別団体でそば栽培とそばの6次産業化、紙幣の材料になるミツマタ生産と、幅広くご活躍です。
ちーびず推進員活動ブログの中でご紹介していますので、そちらもご覧くださいね。

やはり、きっかけは東日本大震災。そうでした、福知山は台風や水害でも大きな被害を受けられましたね。

地域の過疎といわれる山間地域の谷川は勾配があり、川の水が豊富で山間地域ならではの宝物だ!!。これを利用して発電できないか?試行錯誤が始まりました。

地域にある富久貴(ふくみ)の滝の下流で取水。まず、ピットを作り、扉の開け閉めで水を引き込みます。

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落差30m、250mの距離を直径15cmのパイプが通ります。

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発電所!横に見えるはトラクタ?

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この勢いは豊富な水量があればこそ。水車が高速で回ります。

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この回転する羽根も最初は自転車のホイルをリサイクルし四苦八苦・・・その後、鉄工所と協働開発につながり・・・

回転を安定させる部品(特許取得済み)が中に仕組まれているそうですよ。

 

こちらは発電所内部。インバーター(画面右側木箱の中にあります)で交流に変換。下にあるバッテリーに充電。

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そんな取組が紹介されると各方面から反応があり、共同開発も始まっています。横に置いてあるトラクタが動く予定です。

ここで起こした電気は、元気なお母さんたちが運営される、地域の交流拠点「ななっこ」で利用され、「水車コーヒー」として提供されています。「ななっこ」のことは、仲井推進員が「ちーびず推進員活動ブログ」で紹介しています。ぜひ!

「トラクタが動けば、石油系燃料を使わない、地球にやさしいコメとして付加価値を高められるでしょう!」

さらに魅力ある地域へ、高齢化・過疎化もなんのその(笑)心強いリーダーのもと、灯されたのは電気だけではなく、元気と地域の明るい未来のようでした。

ちーびず推進員メモ

「京都ちーびず」では、このようなPR、活動をご紹介する「ちーたび」、「ちーびずカフェ」などのお手伝いをしております。詳しくは京都府地域力ビジネス課(TEL:075-414-4865)や「ちーびず推進員」にお声がけください。
竹嶋貴代美
by
亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.jp/
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