京都ちーびず
ちーびず推進員が京都府内のちーびず(地域力ビジネス)を体験・体感して報告します!

海の京都 天橋立の乾燥ナマコ!

ちーびずとは
京都府内各地の元気な京都ちーびず(京都地域力ビジネス)を紹介していきます!
この記事に登場するちーびずさん
後藤信子さん(後藤商店)
後藤信子さん(後藤商店)宮津市天橋立で乾燥ナマコの製造卸。創業100年の老舗で伝統の手法を守り続けています。

“キモかわいい” 京都のナマコ

宮津湾は静穏で自然豊かな山々に囲まれることから、ナマコのえさとなるプランクトンが多く、良質なナマコが捕れます。伝統的な手法で加工して乾燥ナマコとして製造販売している後藤商店を訪ねました。

宮津市江尻 後藤商店前の浜

 

後藤商店に到着すると出迎えてくれたのは後藤和也さん、信子さんご夫婦と森本優(スグル)さん。

森本さんは乾燥ナマコに興味を持ち、宮津市地域おこし協力隊になって2年前から一緒に仕事をされています。

 

海を守るナマコ、肉厚でおいしい

海底の泥にいるナマコは、海の底の堆積物を黙々と食べて、有機物をカラダに取り込んだあと、きれいな砂をはき出し海底を掃除してくれるとか。遠い昔から京都の海をキレイにしながら、静かに暮らしていたんですね。

宮津湾で漁をする宮津ナマコ組合のみなさんは、漁獲量、漁獲サイズ、漁獲時期、休漁日等を設定して、ナマコ資源を大切にしています。

北海道から九州まで、全国でナマコは獲れます。例えば北海道産はトゲトゲが多いそうです。京都産はトゲトゲは少ないですが、肉厚でおいしいとのことです。

IMG_20170427_144735乾燥ナマコ

ナマコのパワー

乾燥ナマコは古くから中国で高貴な人向けの食材でした。漢方薬や薬膳料理に利用され、コラーゲンたっぷり。また現代不足気味の海のミネラルがたっぷり含まれていて、アンチエイジングミネラルといわれているマグネシウム、抗酸化物質で血管を柔らかくし、動脈硬化や老化を抑制するといわれているセレンも含まれています。

中国五千年の歴史の中で、「不老不死」の食べ物として珍重されてきた乾燥ナマコのすばらしさが、現代の科学で証明されました。恐るべしナマコのパワー!

観光に来てくださる方々向けに、「海の京都のナマコのおはなし」という冊子も出されています。

 

IMG_20170525_231332 海の京都のナマコのおはなし

 

 

 

 

 

乾燥ナマコのお話

加工の作業所へ

IMG_20170427_145653鉄の釜 この中で茹で上げるときれいな真っ黒乾燥ナマコになる

ナマコは1月から4月が収穫の時期で、砂などをきれいに取り除き、内臓を取り出します。それが珍味と言われる「このわた」に加工されます。内臓を除きさらにきれいに洗ったナマコを四角い鉄の釜で茹でます。そのあと2~3ヵ月かけてゆっくり天日干しするときれいで真っ黒な乾燥ナマコになります。

40キロのナマコを茹でて乾燥させると1キロほどになります。

どれほど貴重かわかりますね。

IMG_20170427_144900乾燥ナマコ パッケージには雪舟の天橋立の図

乾燥ナマコの商品。パッケージに描かれているのは雪舟の天橋立図です。

後藤商店の場所はこのあたりと、雪舟の絵上で指で説明してくれました。

「寒い時期の作業は大変でしょう?」と信子さんにお聞きすると、「水道水は冷たいけど、泥などを洗うのは海水を使うので案外冷たくないんですよ」とのことでした。今では作る人が少なくなった伝統ある技術を先代から若い世代が受け継いでいます。

創業は100年程前

ひいおじいさんが兵庫県の酒屋さんから、乾燥ナマコを作って売ることを勧められ。瀬戸内海沿岸地方で作り方を教えてもらい、技術を持ち帰って天橋立の海で獲れるナマコを利用するようになったのが始まりだそうです。

好評だったナマコ茶漬けですが、現在販売中のもので終了されるのこと。長い間には、その時々のニーズに合わせたいろいろなチャレンジがあって、一つ終わっても、また次が始まることでしょう。期待しています。

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ナマコボール

取材はGWの少し前に行ったので、信子さんが5月のイベントに出品するナマコボール(見た目はタコ焼き?)を試作中で、私たち取材チームはその試作品を1つずついただきました。

ナマコボール、ふんわりとした口当たりで上品な味、ごちそうさまでした。ヒット商品になりますように!

IMG_20170427_144532IMG_20170427_144356なまこボール

 

干しナマコのピザ

乾燥ナマコを使ったパスタやピザメニューのレストランが近くにあるというので車で移動。

元伊勢籠神社に近いレストランセントジョーンズベアさん。

IMG_20170427_150745セントジョーンズベア

干しナマコをトッピングしたピザを、海を眺めながら美味しくいただきました。

IMG_20170427_153751

レストランセントジョンズ・ベア連絡先
住所  :〒629-2242 京都府宮津市大垣ケーブル下
電話番号:0772-27-1317

 

ちーびず商品としておすすめは

IMG_20170515_乾燥ナマコ

購入できる店

京丹後市網野町にあるアミティ丹後で後藤商店さんの『乾燥ナマコ』『天橋立このわた』『干しこのわた』を購入できます。

 

後藤商店の商品『天橋立このわた』は宮津市のカネマスでも購入できます。 (※この日午前中に取材で訪問しました。)

IMG_20170427_095652 カネマス

カネマスさん〒626-0003  京都府宮津市漁師1714

TEL 0772-22-3297

http://kanemasu-taniguchi.com/

 

後藤信子さん(後藤商店)

住所  :〒629-2244京都府宮津市江尻377
電話番号:0772-47-2002

ちーびず推進員メモ

今回のような地域の伝統食材など、共同連携をお考えの方、ぜひお声掛けください!
1、府民、地域団体、企業等に対するちーびず創出のコーディネート(協働連携、ビジネス的手法等)
山本洋子
by
やまもとようこです。丹後地域中心に活動しています。 生まれは東京、丹後に来て?十年。今では夫より丹後弁が上手と言われます。京都府女性の船研修の仲間と地域づくりの活動を始めました。人生経験は豊富ですが、推進員はルーキーです。よろしくお願いします。
TANGOくりえいと夢ホームページ:https://tango-create-yume.jimdo.com/
TANGOくりえいと夢Facebookページ:https://www.facebook.com/yoko.yamamoto.963
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