京都ちーびず
ちーびず推進員が京都府内のちーびず(地域力ビジネス)を体験・体感して報告します!

秀吉に見せたい巨椋池~「漁」から「農」への転換 名残の蓮の花

ちーたびとは
京都府内各所で開催される、地元ガイドの交流まちあるきのようなイベントです。行ってみて、体験してみたレポートなどを掲載していきます。
この記事に登場するちーびずさん
平野典子さん(ザ・マーク)
平野典子さん(ザ・マーク)久御山のケーキ屋さん。地域を元気にしたいパワー全開のちーたびガイド
奥村さん(クロスピアくみやま)
奥村さん(クロスピアくみやま)久御山の情報発信拠点で、あったかく皆様をお出迎えくださいます。

そもそも「巨椋池-おぐらいけ-」と読めるでしょうか?それはどこ??

商工会女性部活動を通して親しくなった平野さんから「ちーたびガイドするよ~」20160811-20との
お声がかかり、
そりゃ~行くでしょ!ということで。

「ちーたび」については、京都府ホームページ「京都ちーびず」でご案内しています。
お盆を間近に、蓮の生け花と美味しいお食事付きという、なんて惹かれるプログラム。
満員御礼の参加者は全員女性!やっぱりね~。

宇治に縁故があり、子供の学校が近くにあったことから周辺を行き来するうち「巨椋池」「干拓地」という文字は見ていた私・・。でも、どこにも「池」は見当たらなかったし、だから干拓地なんだ~(・・;)という認識しかなかったのですが。

1日ですごく勉強になりました。ちよっと復習させてください(笑)


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当日いただいた資料

  • 東は宇治、北は伏見、西は淀、南は八幡までを周囲とする広大な池、というより湖だった。
  • 弥生時代には村があり稲作がされていた。
  • 豊臣秀吉が伏見城を築城(1594年)後、宇治川・巨椋池に堤防を築き、水利が激変!
    結局は伏見を、物流集中拠点にしたんだ~。この人は本当に土木事業が得意だったんですね~
  • もとより、水上交通の中継地であり交通の要所であった。
  • 漁業が盛んであった。
  • 沿岸のヨシは、御所の屋根にも使われていた。
  • 自生する蓮は好まれ、蓮見会も行われていた。
  • 明治の宇治川付け替え工事で河川から切り離されて水位低下し水質が悪化。夏場の蚊の大量発生も。
  • そこで、国営初の干拓事業が着工、昭和16年に完成。戦後の食糧確保や農業経済の向上に効果をあらわす。
  • ニュータウン建設により、人口流入。

以上、お付き合いありがとうございました。

 

巨大「久御山ジャンクション」の秘密

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久御山と言えば、ねぎ!久御山JCTを望む

足掛け半世紀にまたぐ大事業、南北に長い京都府を結ぶ「京都縦貫道」。

その言葉を実感するのは、本線をひたすら走ると、以前より大幅時間短縮で京都南部まで走れてしまうというところでしょう。
慣れない頃は、視界に入ると合流・分岐がうまくいくか緊張するくらい大きな久御山ジャンクションでしたが・・・。

そうそう!開通直前の2003年ここで、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(東宝)が撮影されていたのをご存じでしょうか。感謝をこめて、ショッピングモールの看板等が映り込んだまま残されているそうですから、探してみるのも面白いかもしれませんね。

久御山の玄関、まちの駅「クロスピアくみやま」へ

久御山インターを降り、ショッピングモールのすぐ近くに「クロスピアくみやま」はありました。
まちの情報発信拠点で、この日はお盆間近、蓮の花も並んでいました。

「漁業」から「農業」への転換で、ネギ(が特産で、キャラクターはネギ―マンだと聞いていた)、大根などの農産物のほか、ものづくりや工業など、魅力いっぱいです。

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蓮の花や葉、ハチスを求める方で賑わっていました。

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久御山の産業や製品紹介も。

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新しい取組も紹介されています。

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主催者:クロスピアくみやま奥村所長様 ちーたびガイド:洋菓子のザ・マーク平野典子さん 堤推進員の挨拶や説明を聞き。

往時の名残、「蓮」を愛でる

巨椋池に自生していた蓮は、まだ大切に残されています。
逆に、新品種も作出されています。

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採種はこんなネットを使って

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花びらは千枚くらいあるものも!

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とてつもなく大きい葉 子供が喜びそうです。

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常に全体に気配りされる奥村さん

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まずは、農家さんから蓮のお話。

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さっそく、一本づづお土産に。

 

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楽しいお話を聞きながら、蓮畑をぐるりと一周。 色も、白・桃など微妙に違うのです。

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あちらこちらに、こんな蓮畑が残っています。

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蓮の花のつき方、レンコンのできる位置・・・知らなかった!

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花びらが落ちた花托から、こんな風にして実を取出し

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「はい、食べてみ」

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花の中心に種はできる

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なかなか美味!

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蓮の茎ってこんなです。はじめてじっくり見ました! ストローみたいに使えるんですよ。

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「象鼻杯-ぞうびはい-」ほぼ皆さん初体験~(私は車なのでパスでした 😥 ) こんな風流、王朝貴族も楽しまれたのでしょうね~

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近くには、漁業が盛んだったころの旧家も残っているとのこと、また来たい!

まるで要塞「巨椋池排水機場」

巨椋池の歴史は、「水」との戦いの歴史でもあることを実感し、学べる施設。
ちょうど、淀の京都競馬場の川向こうになる場所にあります。

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アニメにでてくる要塞ってこんな感じかな。という外観です。

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昔の巨椋池はこの辺~とか

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水害でこんな被害を受けたとか

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「あ~ここにつながっていたのか~」地域のあちらこちらに張り巡らせてある配管の謎が解けました。 学校行事に参加するたび風景として見ていたのですが。

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以前使われていたポンプも展示されています。

平野の水の流れは緩やかで、時に停滞し、ポンプで排水。
しかし、昭和28年の台風では、この施設・地域も浸水被害で大きなダメージを被られ、水が引くのに一ヶ月かかったそうです。
こちらは、連絡をいれると見学させていただけます。子供さんもわかりやすい工夫がありますのでおススメです。

巨椋池排水機場(巨椋池まるごと格納庫) 休館日:土・日・祝
問合せ先:0774-20-5701

天災は忘れるまでにやってくるこの頃。モノと気持ちの準備は常備しておきたいものです。

お盆に向けて、蓮を活ける

なんと、ご用意いただいた竹のお手製花器。こちらも花とセットです。なんて素敵なお土産!

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蓮のつぼみを折り紙のように折り込み、まるで薔薇のよう。 さすがに蓮と長年暮らしておられる地域ならではの作法(?)です。

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先生のアドバイスをいただきながら、思い思いに完成。

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今年のお盆は、ご先祖様もびっくりの大歓迎ですよ。

 

わくわく!ランチタイム

さすがに、農業地帯。地場野菜たっぷり、心配りのお品書きも付けられていて、見比べながら感心することしきり。大満足の美味しさでした。

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そして、デザートは、ガイドでもある平野さんのお店「ザ・マーク」さんの抹茶ロール!濃い~美味しい~!

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「共栄フーズ株式会社」様は、久御山で「MJB」ブランド珈琲をを製造されています。 以前、よくイベントに使っていたので、不思議なご縁にびっくり!

最後の、ちーたび恒例、お楽しみ「交流タイム」で、さらに参加者同士がお知り合いにもなれて満足。ごちそう様でした。
「クロスピアくみやま」は、「ちーたび」を継続開催されています。
「京都ちーたび」ホームページやFacebookで発信しています。

行ったことのない地域もある地域も、気になるプログラムを見つけてご参加ください。

久御山雑学-「一口」

最後に。
テレビ・雑誌その他で、クイズと言えばよく出てくるこちら。
「一口」と書いて、「いもあらい」・・・ぜ~ったい!読めませんよね~。これが、久御山にある地名だと知ったのも、最近になってからでした。
かつて、巨椋池西岸にあり、戦国の世にも淀と共に重要な役割を果たした土地だとか・・。
地名の由来は諸説あるようですが、「東一口」は現在も、江戸時代からの大庄屋であった「山田家」や昔の街並みが残っています。また、そんな古きを訪ねてみると、新しい発見があるのでしょうね。

 

竹嶋貴代美
by
亀岡に生まれ育ち、美山に嫁いで三十余年。家業(電気・水道工事店)の傍ら、婦人会・PTA・自治会・商工会女性部などで地域活動に参画。現在は『老活サポート』もおこなっています。 『森の京都』地域を中心にちーびず活動をお手伝いします。
(有)竹島電機ホームページ:http://www.athome-nantan.com/

コラボ推進員

堤明日香
山城地区を中心に、「やましろ100ちーたび」の実績を活かした支援を行なっております。
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